ふるさと納税 e-Tax利用で寄附金受領書のデータ入力不要に!令和3年度確定申告
令和3年も残り3か月となり、ふるさと納税について検討されている方は多いかと思います。
今まで、確定申告で寄付金控除を行うには、寄付金の受領書を集め、「寄付金の受領書等の記載事項」に寄付年月日、寄付先の所在地・名称・寄付金額を転記する必要があり面倒でした。寄付金の受領書を紛失した場合は、各自治体に再発行を依頼したりなど手間もかかりました。
令和3年分の確定申告からは「国税庁長官が指定した特定事業者」のポータルサイトからダウンロードした証明書データをe-Taxに取り込むことができるので寄付金の受領書を集めたり、「寄付金の受領書等の記載事項」に転記する手間がなくなります。
紙で確定申告書を提出する方も、特定事業者のポータルサイトからダウンロードした証明書データを国税庁が提供するQRコード付証明書等作成システムで読み込み、プリントアウトすることができ、申請手続きが簡易化されています。
令和3年9月15日時点では、「国税庁長官が指定した特定事業者」のポータルサイトには、ふるなび、さとふる、楽天ふるさと納税、ふるさとチョイス等があります。大手のポータルサイトは特定事業者に指定されております。
今後、特定事業者が増えると思いますので、ふるさと納税のポータルサイトを利用する際には特定事業者に該当しているか確認してみてはいかがでしょうか。